2020年8月更新
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大学女性協会
奈良支部 |
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奈良支部の紹介
1946年に創設された大学女性協会は「女性の高等教育の向上」「男女共同参画社会の推進」「国際協力と世界平和」を目的とするNGOです。奈良支部は、その3年後に発足し、2019年に創立70周年を迎えました。2020年4月現在の会員数は20名です。
現在の日本では、高等教育を受ける女性の数は増えましたが、職場ではステータスが上がるにつれて女性の割合が減っていくのが現状です。男女共同参画社会も、まだまだ多くの課題があります。世界情勢も混迷を極めています。こうした現状を踏まえると、まだまだ、大学女性協会が果たすべき役割があると思います。奈良支部でも、会員みんなで知恵を絞って、より良い社会の実現に向けて活動をしていきたいと思っています。
多くの皆さまの本会への入会、催しへの参加をお待ちしております。本会では、正会員以外に、賛助会員も募集しています。賛助会員は、会の趣旨に賛同する方であれば、男女問わずに入会いただけます。入会ご希望の方は、(一社)大学女性協会奈良支部 支部長 中道貞子宛にご連絡ください。
中道貞子e-mail teikonakamichi★hotmail.co.jp (★を@にかえてください)
支部長の就任挨拶
中道貞子
2020年度は、COVID-19の世界的大流行という未曽有の事態の中でスタートしました。奈良支部総会は、審議事項への賛否は郵送書類で行い、すべての審議事項が承認されて、私が支部長に就任しました。私が大学女性協会に入会したのは2018年度であり、これまでの経緯もよくわからない中での就任。一方で、これまでの慣習にとらわれないで、いろいろなことに取り組めるのではないかとも思っています。
私は「生きものに学ぶ生物教育」「生物はおもしろい!生きものってすごい!」を子どもたちに伝えることをライフワークとしてきました。生物教育を生業としてきた者にとって、「すべての生き物は、共通の祖先から生じたものであること」「私たちヒト(Homo sapiens)は、他の生き物とともに地球上に生きていること」が基本です。人間だけが特別な存在と考えての驕りが、今の地球上の姿をもたらしたと思えてなりません。平等や平和について考えるとき、私はいつも、そんな生きものの原点を忘れないでいたいと思っています。
会員数の減少や高齢化が進む中、果たしてどれだけのことができるのかわかりませんが、少しずつ実のある行事を計画し、他支部との連携を図ったり、皆さまのお知恵を借りたりしながら進めてまいりたいと思います。なにとぞ、ご理解、ご協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。
(2020年7月記)
2020年度の活動
4/18 対面での総会行事・講演会中止。郵送書類により審議事項が成立。
→2020年度の事業計画
4/27 「新型コロナウイルス感染症拡大防止策にともなうドメスティック・バイオレンス(DV)や虐待被害への対応を求める要望書」を、住民1万人を超える12市・9町の市(町)長宛郵送
→要望書
5/14 「コロナ支援募金」実施。奈良女子大学留学生を対象として、「私の国の女性たち」をテーマにレポートを募集、先着20名を対象に、奨学金支給を決定。
6/15 企画委員会開催 「コロナ支援募金」現状報告と追加活動の検討など
6/16 本部からの奨学生募集案内を、大学院のある8大学に郵送
7/ 4 2019年度全国調査「外国にルーツのある住民と多文化共生の取組~保護者と子どもの教育問題をめぐって~」奈良支部報告書作成
→奈良支部報告書
7/20 8月25日(火)講演会の案内 →講演会案内
8/6 内閣府「第5次男女共同参画基本計画策定に当たっての基本的な考え方(素案)」
及び本計画に関するパブリックコメント開催について広報
8/10 奈良女子大学留学生によるレポート集「私の国の女性たち」作成
→「留学生レポート 私の国の女性たち」
8/19 奈良支部会員のネット環境調査まとめ(支部会員20名+奈良在住賛助会員4名中、半数はインターネットをよく使う・たまに使うとの回答。ズーム使用経験者は6名。今後使ってみたい者は5名)
8/25 奈良支部会員を対象に講演会「平和は教育から~GWI世界大会に参加して 見たこと・考えたこと~」を実施 (参加者9名)
→pdfファイル「GWI世界大会参加報告書」にリンク

8/31 国内奨学金応募締切、奨学生委員会にて書類審査
9/26 オンライン講演会「平和は教育から~GWI世界大会に参加して 見たこと・考えたこと~」
→「チラシ」
過年度の活動
*2019年度の活動
*2018年度の活動
*2017年度の活動