2020.10 農山漁村の女性の無限の可能性としなやかな強さを祝す
GWI Update 2020年10月号
GWIは農山漁村の女性の無限の可能性としなやかな強さを祝す
農山漁村に暮らす女性が世界の人口の4分の1を占めていることをご存知でしたか?毎年10月15日に祝う農山漁村女性のための国際デーは、農山漁村の女性と女児の発言を強化することを目的としています。今年のテーマ「COVID-19をきっかけに農山漁村の女性のしなやかな強さを育てる」を掲げて、これらの女性の苦労、ニーズ、そしてグローバル社会における彼女らの重要な役割に注意を向けます。農山漁村の女性は、以前からある特有な苦労に日々の生活の中で直面していました。現在、COVID-19以降、遠隔地固有の保健ニーズのために、質の高い公的医療サービス、必須医薬品、ワクチンを利用できる可能性が低くなっています。制限的な社会規範とジェンダーに関する固定観念も、農山漁村の女性が公的医療サービスにアクセスする能力を制限する可能性があります。さらに、農山漁村の女性は、教育や訓練を受ける機会がほとんどなく、仕事と私生活の改善に不可欠な技術に触れられないことにも苦しんでいます。Facebook、Twitter、LinkedIn、InstagramでGWIのソーシャルメディアキャンペーンをフォロー、いいね、シェアしてください。GWIは、農山漁村の女性と女児を鼓舞するような行動にすべての関係者が参加し、COVID-19後の彼女らの生活を再建するためだけでなく、将来の危機に備えてしなやかな強さを高めるために支援をするよう奨励します。(10/14)
ご存知でしたか?
1945年4月25日から6月26日まで開催されたサンフランシスコ会議には3500人が参加しました(特使と彼らの顧問、事務職員を含む)。その会議で国際連合の設立が採択されました。みなさんは3500人の中で女性はわずか3パーセントだったことをご存知でしたか?GWI創設者の一人、バーナード大学部長を務めたVirginia Gildersleeveは、当時のフランクリン・ルーズベルト米大統領によって米国の公式代表団の一員に任命された唯一の女性でした。Virginia Gildersleeveの任命は女性にとって大勝利を意味しました。女性たちが公式に戦後処理の交渉に登用されたのです。成功裏に終わった2020年国連デーの後で、GWIはVirginia Gildersleeveの率直で勇敢なリーダーシップと、彼女が国連の設立に関して残した足跡を懐かしく思い出します。GWIは、彼女が残したすばらしい遺産を受け継いでいることを誇りに思います。今日まで、GWIは国連と密接な関係を保ち続けています。国連で私たちは、世界中に広がる大学女性協会会員のネットワークからの意見を大きく取り上げて、教育を通して平和とエンパワーメントのために活動しています。(10/28)
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