2021.11 GWI 2020年度年次報告書
GWI UPDATE 2021年11月
GWI 2020年度年次報告書
GWI 2020年度年次報告書は、質の高い中等・高等教育と最高度の職業訓練へのアクセスを通じて女性の権利、平等、エンパワーメント獲得を提唱するGWIの重要な仕事を紹介している。GWIは。2020年は顕著な痕跡をGWI、NFAs、パートナーズ(連携諸団体)、フレンズ(支援者たち)に残した。思いもよらぬほどに世界は、史上最大の混乱のいくつかをもたらしたパンデミックによって急速に変わり、(その混乱によって)既存の社会的、経済的、環境的な不平等が明らかになり、新しい不正が生まれた。COVID-19による学校閉鎖は特に女性や少女に影響を与えた。中退や、彼女らの教育を受ける基本的人権の喪失、彼女らの現在および未来の学術的および職業的機会を危機に陥れる、といったリスクをより高くした。 GWIはCOVID-19によって生み出された時代の変化に速やかに対応し、世界的なロックダウンに起因する影のパンデミックであるジェンダーに基づく暴力(GBV)および家庭内暴力に特に警戒するようになった。この年次報告書はスイスの法律に従って認可された監査会社PKFによって認定され、プラスの財務を示しているGWI 2020財務報告書にハイライトを当てている。 GWIはGWI理事会、会員、寄付者、協力者、国連代表、スタッフ、インターン、ボランティアが示してくださった2020年を通しての支援、励まし、決意に対して感謝し、今後も変わらぬご厚情をお願いしお礼申し上げたい。 GWIはSDG4に向けて、教育へのアクセスを通じて女性や少女をエンパワーし続けるための活力に溢れている。(11/10)
記念すべき複数の日に関するGWIのソーシャルメディアキャンペーン
先週は世界にとって重要な、記念すべき日が3日あった。11月17日の国際学生の日、11月19日の世界トイレデー、そして11月20日の世界の子どもの日である。 その日々は過ぎ去ったけれども、各々の話題の重要性を覚え、年間を通してそれらについて考え続けることが重要である。たとえば、世界中でおよそ2億5千8百万人の子どもたちが学校に行っていない。今年の国際学生の日は過ぎ去ったにもかかわらず、これらの子どもたちには、彼らが受けて当然である教育が不足し続けるであろう。スポットライトが彼らに当たっていないように見える時でさえ、世界は持続可能な開発目標(SDG)4に引き続きコミットし、これらの子どもたちが質の高い教育を受けるのを助け続けなければならない。同様に、現在も進行中のおよそ12億人の子どもたちが貧困な暮らしの中に放置されている貧困危機のように、子どもの日が過ぎた後も、世界の若者たちの苦闘を忘れてはならない。これらの数字に加えて、現在42億の人々が適切な衛生設備を利用できないままに生活している。故に、時が過ぎ、最近の記念日が過去へと遠ざかる中、忘れてならないのは、これらの問題が、単に年間のたまたまある日につけられた名前といったものではなく、世界中で実在する人々が直面する実在する問題だ、ということである。唱道者になるのに遅すぎることはない。(11/24)
←次の号へ | 前の号へ→ |