2020.11 GBVに反対する16日間の活動キャンペーン
GWIは GBVに反対する16日間の活動キャンペーンを発表
今年、GWI はGBV(ジェンダーに基づく暴力)に反対する16日間活動キャンペーンに参加することで、女性に対する暴力とあらゆる形のGBVを終わらせようとする世界的運動と提携します。その運動とは、世界中の女性および女児に対するあらゆる形態の暴力を撤廃することを目指す年1回の運動です。11月25日の女性に対する暴力撤廃の国際デーに始まり、12月10日の人権デーに終了するこのキャンペーンでは、何百万人もの女性および女児の意見を集結してGBVについての意識を高め、あらゆる形態のGBVを撤廃するために活動し、平等の保護と、安全ならびに教育という基本的人権の全面的な入手を求めます。COVID-19危機が始まって以来、パンデミックによるジェンダー化した(性別を反映した)影響の拡大に対してGWIは懸念を表明しています。
今年、GWIのGBVに反対する16日間の活動キャンぺーンでは、COVID-19パンデミックを背景に増大しているGBVという影のパンデミックに注意を促します。全世界的に3人に1人の女性が生涯の間に暴力を経験するという状況によって、世界はすでに危機に面していました。今やCOVID-19が問題を悪化させています。GWIは、危機が始まって以来おこなって来た活動および前2回のGWI年次キャンペーンのエネルギーと勢いをさらに積み上げていくことを目指します。重要なのは、この長引く、いつまでも残り重大な結果をもたらすGBVの影響に対する傘下のNFAsによる取り組みを、GWIが支援することに力を傾けた点です。この目的のため、2020年4月の初めにGWI は、52のNFAsのために、COVID-19がGBVに及ぼす深刻な影響に関する所見を含む声明書を用意しました。GWIはさらに2020年6月、第44回人権理事会に対して、GBVという影のパンデミックについての懸念を書面によって表明しました。2020年11月25日に始まるFacebook, Twitter, LinkedIn および InstagramによってGWIをフォローしてください。力強く、理解しやすい提唱案、事実、および意識を高める情報が載っています。(11/11)
GWI、2020年の国際学生デーに注目
毎年11月17日に注目される国際学生デーは全世界的な学生の祝典であり、学生の権利と高等教育の重要性を際立たせるものです。GWIは、学生が次世代を代表し、逞しく、立派な教育を受けた世代が、より良いより持続可能な未来をもたらすと信じています。今年GWIがとりわけ注意を向けるのは、学生の教育に大被害を及ぼす可能性のあるCOVID-19パンデミックのさまざまな結果と、学生の現在および将来の学問的・専門的進路におよぼす危機の影響を軽減するための一致した行動の差し迫った必要です。COVID-19パンデミックは史上最大の教育制度の崩壊を引き起こし、190カ国以上、すべての大陸において十六億人近い学習者に影響を及ぼしました。最も害を受けやすい学生の多くにとって、機会を減少させることによって、その危機は以前から存在する教育の格差を悪化させています。
GWIのソーシャル・メディア・キャンペーンをフォロー、いいね、シェアして、学生が今流行しているCOVID-19に立ち向かうだけでなく、将来危機に直面した際に自ら立ち直る力を強める支えになるために、すべての関係者による精力的な活動に私たちと一緒に参加することを勧めます。(11/11)
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