1. HOME
  2. 私たちの活動
  3. 賞/奨学・国際ネットワーク支援
  4. GWIニュース
  5. ― 国連における GWI ― 高齢者の保護と参加に関する議論にGWIが貢献

賞/奨学・国際ネットワーク支援

高い志と大きな努力を支援し世界をつなぐ

GWIニュース

― 国連における GWI ― 高齢者の保護と参加に関する議論にGWIが貢献

GWI アップデート―2024年12月4日号

― 国連における GWI ―
高齢者の保護と参加に関する議論にGWIが貢献
11 月 21 日、GWI はラウンドテーブルシリーズ「高齢化に関する主流知識 -保護と参加の強化に向けて道をつなぐこと-」に参加しました。このイベントは、国連訓練調査研究所 (UNITAR) が主催しました。GWI の事務局長Stacy Dry Laraは、「平時および戦時における高齢者の保護と参加」というテーマで講演し、社会において高齢者の能力を引き出し、彼らの知恵と経験による貢献を評価し、すべての世代を確実に社会に包摂することで、世代間の連帯と社会的結束を促進することの重要性を強調しました。GWI は、この重要な議論に参加する機会を与えてくれた主催者に感謝します。このイベントのコンセプトノートは、こちらからアクセスできます。

ユニセフ:世界子ども白書2024
11月25日、ニューヨークのGWI国連代表Dr. Maureen Byrneが、ユニセフの「世界子ども白書2024」について報告しました。今年のユニセフの報告書は、人口動態の変化、最先端技術、気候と環境危機の3つの主要分野に焦点を当てています。これらは今後25年にわたっての子どもたちの世界を形作る重要な課題です。

ユニセフは、将来世代に向けてこれらの課題を軽減するために、教育への投資、技術開発、人口動態変化を支えるための教員数の増加の重要性を強調し、さまざまな方法を検討しました。報告書は、気候危機の影響を軽減するのに役立つ重要な行動として、政策決定者が気候変動に強いインフラ、気候変動教育、化石燃料の段階的廃止に投資することを推奨しました。

ユニセフはまた、技術へ公平にアクセスできること、強固なガバナンス、説明責任を確保することで、低所得国と高所得国の間の技術格差を埋める必要性を強調しました。これは、将来の子どもたちが取り残されないようにするために不可欠です。ユニセフの子どもに対するビジョンは、特に教育、より環境に優しい未来、技術格差の解消などの分野で、GWIの目標と密接に一致しています。GWIは、ユニセフの「世界子ども白書2024」に関する報告書を作成したDr. Maureen Byrneに感謝し、読者にこちらから報告書全文にアクセスするよう呼びかけています。

GWI アップデート―2024年12月11日号

 

ジェンダーに基づく暴力(GBV)反対の16日間の活動が終了するにあたり、GWIは、ソーシャルメディアプラットフォームを通じて実施された16日間の活動キャンペーンをまとめたこの特別版アップデートを発表できることを嬉しく思います。GWIは、重要なデータを共有し、即時の行動を提唱することで、GBVが女性や女児の教育、家庭生活、職業生活に及ぼす有害な影響についての認識を高めるという105年にわたる取り組みを再確認しています。

沈黙を破れ —
相談窓口と通報の役割
世界的に見ると、暴力を経験した女性のうち、何らかの助けを求めるのは40%未満です。この問題に関するデータが入手可能な大多数の国々では、助けを求める女性は家族や友人に頼り、警察や医療サービスなどの公式な機関に支援を求める人はほとんどいません。驚くべきことに、助けを求めている人の10%未満しか警察に訴えていません。

このことは、女性が暴力を通報する妨げになっている汚名や恐怖を緊急に克服しなければいけないと強調しています。多くの女性は、評価されたり、非難されたり、信じてもらえないことを恐れており、それが彼女たちを沈黙させ、苦しみ続けさせることがあります。社会の被害者に対する不名誉で否定的な見方は、しばしば女性を孤立させたり、無力感を感じさせたりすることがあります。これらの障壁を乗り越えることが、女性が自信を持って前に進み、必要な支援を求めるためには不可欠です。

GWIのメッセージは明確です。暴力を通報することはそれを終わらせるための重要な一歩です。だからこそ、私たちのキャンペーンは、女性が安全、尊厳、強さを取り戻すために必要な支援を受けられるように、相談窓口やシェルターなどの手段を各国に提供しています。女性が自分の声が聞いてもらえ、権利が尊重され、自分の事例が真剣に扱われるという確信を持つことが重要です。これらの重要な手段を提供することで、GWIは女性たちが正義を求め、癒しへの道を歩み始めることができるように、どの段階においても必要なサポートを確実に受けられるようにしています。

前の号へ→