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GWIは国際女性デー2025年を祝う

GWI アップデート―2025年3月12日号
― GWI
ニュース ―

 

GWIは国際女性デー2025年を祝う
GWIは、2025年3月8日の国際女性デー(International Women’s Day, IWD)の世界的な祝賀行事に参加して、ジェンダー平等の推進に対する取り組みを再確認しました。「女性への投資:進歩を加速させよう」というテーマの下で、今年の国際女性デーでは、ジェンダー平等への継続的な投資が持続可能な開発のために急務であることが強調されました。プレスリリース全文は、下欄でご覧いただけます。

報道用プレスリリース

                           2025年3月7日

                       ジュネーブ、スイス

GWIは2025年の国際女性デーを祝い、女性の平等を提唱してきた106年間を振り返る

3月8日の国際女性デー(IWD)を記念するに際し、GWIは女性の功績を称える世界的な祝賀行事に参加し、ジェンダー平等を推進するという長年の取り組みを再確認します。2025年、「女性への投資:進歩を加速させよう」というIWDのテーマの下、GWIは持続可能な開発と教育の権利に欠かせないジェンダー平等への継続的な投資の重要性を強調しています。

今年、GWIは女性の権利と教育の提唱活動106周年をともに記念し、女性と女児が個人としても職業人としてもその可能性を最大限に発揮できるように力付ける政策に重点を置きます。「国際女性デーと106年間の提唱活動を祝うにあたり、GWIは教育とリーダーシップにおける多様な視点を推進するという取り組みを再確認します。 私たちの活動は、障壁に立ち向かい、ジェンダー平等政策を推進し、あらゆる背景を持つ女性と女児の機会を拡大し続けています」と、GWI会長Patric Wellesley-Coleは述べています。

この使命に沿って、GWIは、日本、メキシコ、オランダ、ニュージーランド、コンゴ共和国、セネガル、スコットランド、スイス、英国、米国を含む世界各地から約100人の大卒女性代表団を結成し、2025年3月10日から21日までニューヨークで開催される国連女性の地位委員会(CSW69)に出席します。さらに数百人がオンラインで参加します。CSW69の期間中、GWIは教育とジェンダー平等の提唱を継続するため、3つの重要なパラレルイベントを開催します。これらのイベントでは、制度的な障壁に対処し、あらゆる年齢層の女性と女児のジェンダー平等を推進するための実行可能な解決策を提案します。

最初のパラレルイベント「反フェミニズムと児童婚」は、3月12日午後12時30分(米国東部標準時)に、国連チャーチセンターで開催されます。GWIの教育委員会が主催するこのイベントでは、児童婚を経験したサバイバーの生の証言を取り上げ、教育がこの有害な慣習と闘う上で果たす重要な役割を検討します。

3月19日午前8時30分(米国東部標準時)に、GWIのユースメンバー・ネットワークが「持続可能な開発のための若い女性のエンパワーメント:進歩と未来」を開催します。この対話型会議では、持続可能な開発目標の達成という枠組みの中で、リーダーシップの育成、デジタル空間、AI、生理に関した貧困状態、環境問題に特に重点を置き、ジェンダー平等の進歩を紹介します。

最後のイベント「女性の権限とリーダーシップ:ジェンダー平等に向けた進歩を加速させよう」は、3月20日午後12時30分(米国東部標準時)にオンラインで開催されます。このパネルディスカッションでは、女性がリーダーシップをとる地位に就くことを妨げる制度的な障壁を取り上げ、意思決定プロセスにおけるジェンダー平等をより一層促進する政策を提案します。詳細とイベントへの登録については、ここをクリックしてください。

 

GWI は、ジュネーブを拠点とする国際NGOで、60か国以上で活動しています。1919年に設立されたGWIは、女性の権利、ジェンダー平等、教育について提唱しています。1947年以来、ECOSOC(国連経済社会理事会)の特別協議資格を保持しており、またGWIはユネスコおよびILO(国連国際労働機関)と公式関係を維持しています。

プレスリリース寄稿:Grace Wanebo(GWIインターン)

 

GWIアップデートー2025年3月26日号
GWI ニュース -

GWI 105周年記念募金ウォールで女児教育を支援しよう
GWIは、105周年を記念して、オンラインによる記念募金ウォールを通じて女児教育に永続的な影響を与える機会を提供し続けています。どの寄付金もすべて、教育を推進し、世界中で公平な学習機会を提唱するというGWIの使命を直接サポートします。GWIは、すでにご寄付をいただいた方々に深く感謝するとともに、他の方々にも募金ウォールの記念レンガの購入を呼びかけています。皆様のご貢献は、教育への障壁を取り除く助けとなり、次世代の女性と女児をエンパワーします。是非とも私たちの活動へのご協力とご寄付をお願いします。ご寄付はこちらからお願いします。

 

国際人種差別撤廃デー
国際人種差別撤廃デーに際し、GWIはプレスリリースを発表し、質の高い教育を公平に受けられるようにすることによって人種的障壁を撤廃することが急務であると強調しました。あらゆる形態の人種差別の撤廃に関する国際条約(ICERD)採択60周年を記念して、GWIは各国政府と教育機関に対し、人種的偏見を根絶やしにし、包括的学習環境を促進するという公約を守るよう呼びかけました。国際人種差別撤廃デーは毎年3月21日に記念されていますが、GWIは、この1日だけでなく教育における人種的不平等に継続的に取り組んでいる活動への参加を呼びかけています。プレスリリース全文はこちらからお読みいただけます。

 

報道用プレリリース

                           2025年3月26日

                           ジュネーブ、スイス

「あらゆる形態の人種差別の撤廃に関する国際条約」の採択60 周年を記念し、GWI は教育における人種的平等へのより強力な取り組みを呼びかける

国際人種差別撤廃デーに際し、GWIは質の高い教育を公平に受けられるようにすることによって人種的障壁を撤廃することが急務であると強調します。あらゆる形態の人種差別の撤廃に関する国際条約(ICERD)の 採択60 周年を記念して、GWI は各国政府と教育機関に対し、人種的偏見を根絶やしにし、包括的学習環境を促進するという公約を守るよう呼びかけます。

1965年12月21日に国連総会で採択されたICERDは、人種差別の防止と撤廃のための包括的な法的枠組みを提供するとともに、加盟国はすべての人々の平等な機会のために自国の社会に対して責任を負うことを定めている国連の中核的な人権条約です。この節目となる記念日は、教育における人種的平等を妨げる根強い課題に立ち向かい、その進捗状況を評価する重要な機会となります。また、GWIがより強力な政策的取り組みを各国政府に求め、国際機関との連携を強化し、周縁化されたコミュニティの女性と女児に対する制度的な障壁を取り除くような、的を絞った教育への取り組みを支援する機会でもあります。

GWIは、周縁化されたコミュニティーに属する女性や女児が質の高い初等・中等教育を受けることを妨げているような人種やジェンダーに基づく障壁を撤廃するために活動しています。GWIは世界的なネットワークを通じて、マイノリティーグループの女性と女児に奨学金や教育プログラムを提供する取り組みを支援しています。GWIはまた、ウガンダで運営されている「地方の未来を担う教師達」プログラムを通じて、包括的で多様な学習環境を作ろうとしている教師をエンパワーするのに極めて重要な役割を果たしています。加えて、GWIの2019年の政策決議「教師教育における多様性」は、学校現場における多様性や、あらゆる階級、民族、世界観を認識することの重要性を強調しています。

GWIとその各国の連盟・協会は、教育機関や政府機関に対し、学びの場でのより大きな共感と共有を可能にするために、多様な民族性や背景を持つ教師の数を増やすよう奨励しています。GWI会長Patrice Wellesley-Coleは、「教育環境における多様性は、国家間の理解を深め、無知や差別をなくすのに役立つ」と強く信じています。

プレスリリース寄稿:Suzanne Nette (GWIのインターン)

 

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